こまの雑記

気をつけろ!じき、チラ裏になるぞ!!

チラ裏の続き

さっき呟いた「映像さんやっぱすげえよ」のやつなんですが、

思い出した話が140字に収まらないのでここに書きます。

 

超絶ブラックの時代に「万人受けするものを目指してつくれ」と

口酸っぱく言われておりました。

でもそのあとに必ず「万人受けとは無理なことだ」とも言ってました。

なにをいっているんだと思うのもわかります。

私も思いました。

「子どもでもなんかおもしれえと思わせる、

 じーさんばーさんにもおもしれえと思わせる、

 目が見えないひとには耳で楽しませる、

 耳が聞こえない人には目で楽しませる、

 目も見えない耳も聞こえないは難しいかもしれないけど

 そこもクリアできたら何つくっても面白い超人だからそうなればいい。

 お前がつくるものを観た人が全員なにかしら理解して面白いものをつくれ」

って言われてました。毎回。

 

聞くだけじゃなるほどなーなんて思うんだけど

まず、子どもでもおもしろいものということすら難しいんですよね。

テロップやBGMで補ってもそのすべてが理解し得るものになるには

そもそもの構成からきちんと丁寧に組み立ててリズムをつくらないといけない。

めちゃくちゃ頭がいる。

理解の方向は違ってもいいんだけど、理解をさせることというのはなかなか難しい。

 

今またそういう業界に戻ってきたわけで

万人向けのものをつくるところではなくなってしまったわけだけども

やっぱそういうことは忘れずにやっていきたいなーっていうのはあって、

正直かっこよさとかスタイリッシュさ、見栄えを考えると

そういうのって邪魔になっちゃうんだよなぁって思ってて、

どうしても両立ってむずかしいな~と。

まぁ今はクライアントさえ満足すればいいものをつくればいいわけだから

そんな多方向に見据えなくてもいいんだけど

たまにふと「これをじじいばばあが観てわかるのか?」とか

「これ耳聴こえんとしんどくないか?」とかなって

編集沼にはまってしまうことがある。よくはない。

でもどうしても超絶ブラック時代のアレコレってのは濃厚過ぎたがゆえに

身に沁みすぎて同化してしまっちゃってるから

今更考えないようにするってのは至極無理な話なわけで。

いつかそういうのが役に立ってスキルアップなりすりゃいいのになーとか

思ってはいるんだけど

いかんせんまぁ凡人なので・・・

 

上司が言ってたように、どうしても映像じゃ無理だなって場面もあるんだけど

それでも映像だからこそできる特殊な強みってのもやっぱあるなって

今日改めて思えたので

やっぱおもしれえから頑張ろうってなりました。

超人目指します。

6/20

昨日、早朝から外仕事でして、まぁヘトヘトで帰宅したところ

母に「ほたる!みにいく!」とせがまれ

高速走らせ40分程度、県内名所へと蛍狩りに参りました。

 

でも季節終わってたみたいで、一匹も舞ってなかった。

せがまれたとはいえ、超久々の蛍に少し期待してたんだけど

そっか~もう6月も中旬なのか~~っていう。

 

某名所、すごく手軽に行けるので、

小さい時はよく家族でふらふらと遊びに行ってて

大人になっても仲間たちと行ったりしてたんだけど

ゆうて2~3年ぶりで、またシャレオツに町並みが変わってて

もうわから~ん!ってなりました。

でも蛍のところは昔っから変わらず超暗くて超田舎の小川で

目的は果たせなかったけど、ふらふら歩いてるだけですげえ癒されました。

群衆もなく、車の音もなく、

水の流れる音、なんなら風の音すら聞こえてくるような田舎道で

すっごくそれが懐かしくて良かったです。

ひとにやさしくなれそうって思いました。

 

20時とっくにまわって帰路、

またも母に「どみのぴざ!たべる!」とせがまれ

そのままピザをテイクアウトしました。

最近できたんすよ、へへ。うれしい。

でも22時過ぎて食べるピザってのはなかなか背徳感がすごい。

Beerが美味しゅうございました。

 

6月入ってすぐに会社の重要案件を任されていて

それなのにやる気が復活してこないとかいう

わりかししんどいところにいたんですけど、

こういうパッと集中切って全然関係ない事するのってええなぁってなりました。

ひとつのこと終わらせないと次に行きにくいタチなので

あんまりそういうのやってきてないんだけど

気分転換って遠心力すげ~ってなりました。

振り回すまでの腰が重いだけだ。

 

昨今の情勢もあってなかなか先の楽しみを作れてなかったので

それもあって解放感すごかったのかも。

そろそろ友人たちにも会いたいなぁって思います。

楽しいだろうな~~~こんだけ会ってなかったら時間足りなそうだ。

我慢してるのはしんどいけど、楽しみが貯まっていくのはよいわね。

2/23

最近AEの練習をガチで始めました。基本のキから。

仕事上どうしても使うので、使えないことはないのですが、

じゃ1から自作せえ言われたら何もできない程度の初心者なので

いっそのことゼロからやり直そうと思いまして、

ズルズルここまで来てしまいました。

 

元々、消防の時に母が仕事で買ってきた

エクセルの使い方みたいな大量の分厚い参考書を好んで読み漁り

いつしか使えるようになった人間なので、

新規のPCツール使うときってそうしないと身につかない感すごくて

AEも参考書だけは夏くらいに買ってたんですよね。

あとは特有の腰の重さなだけで・・・

内容的には、映像とは何か?みたいなまじでキからやるやつです。

フレーム数とか云々。

ここらへんは超絶ブラック時代の知識が役立ちまして、

…というかその時期それしかやってなかったんで忘れるわけもなく、

「あ 私の記憶間違ってなかったな」って

再確認できたのですごくよかったです。

 

まぁここ1週間くらいやってみて、参考書も半分終えて、

まだまだ使いこなせるなんてほど遠いですが、

ちょっとずつ確実に落としていけてる実感があって楽しいです。

合成理解して数秒作れたとき感激した。

 

やってて思うのが、まじで無駄ってないのかもなーという。

超絶ブラック時代の知識ありきで現職やってきてますが、

厨房からのネット中毒、PC中毒にもかなり助けられている。

レイヤーの考え方とか、描画効果とか特に

お絵かきで遊んでなかったら絶対今理解しえなかったと断言できます。

「なんとなく言ってることわかる」「感覚的にそれわかる」とか

そういうのがキッカケで理解するところまで落ちてくれるので、

今までのダメ人間、だめじゃなかった説が今アツいです。

あと、卒論卒制で叫びながらもあどび使っててよかったって

まじで思います。

超絶ブラック時代も使ってたことは使ってたんだけど

お絵かきツール系は補助的立ち回りでしか使ってなかったし

得意じゃなかったんで避けて仕事しちゃっててね…

それいうと、映像ツール系は10年選手なもので

ブランクあるにしても崖っぷち状態時に使ってきててよかったなーと。

卒業がかかっているとき…

公の電波にのせなきゃならんとき…

涙ちょちょぎれますね。今やそれでおまんまを食べている。

 

まぁでもそういったツールたちのピークも現代までなのかなーとか思うと

未来ねえなーとか思っちゃうのですが

それならピークを越えるもんをつくれるようになればいいよなぁと

思うので

無いセンスを引っ張り出して生きていきたいです。

 

とりあえず、1本ゼロから自力で作れるようにはなりたいです。